生まれも育ちも全然違う旦那とウチ。
なのに、不思議と味の好みが似てる。
関西は基本的に薄口醤油で味付けをするけど、
ウチのオカンの味付けは濃い。
まぁ、薄口醤油の方が塩分濃度が濃いらしいけど。

ちょっと横道にそれるけど…
旦那の実家の方では「薄口醤油」というのは無いらしい。
ウチが料理の時に使うのを見て「ナニソレ?」
みたいなことを言ったことがある。
醤油に濃いだの薄いだの、あるって知らなかった。
おそらく関東にもないかも知れない、見たことない、と。
料理をしないから醤油に種類があるなんて、
知らんかっただけかも知れんけど。

ウチは自分の料理(味付け)を美味いとは言えんけど、不味くもないと思ってる。
最初の頃は割と不安もあったけど、ウチの味に慣れさせてしまえ!と(苦笑)
薄いだの濃いだの言うこともなく、美味しいと言ってくれる。

逆に、彼の実家につれて行ってもらった時、
出して下さった料理の味付けに何の抵抗もなかった。
むしろウチにとって程よい味付けで、どれも美味しかった。
もちろん薄口醤油などはなく、醤油は全て濃口醤油。

またそれるけど、出汁を飲み干すことがないのには驚いた。
(一概には言えないだろうけど)
夏場だと言うのにわざわざ作って下さった「きりたんぽ」。
出汁も全部飲んだら驚かれて「出汁は普通飲まない」と。
関西では、出汁を残す=美味しくない(不味い)やないかな。

話を元に戻すけど、最終的に言いたいことは、
好みの味付けが違うことで揉める夫婦もいるらしいけど、
うちらの間ではその心配は無さそう、と言うこと。
これから先もずっと料理を作らなければいけない身としては、
安心して作れるかなぁ、と思った次第であります(笑)